風の谷のナウシカ

年末、新橋演舞場で新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」が上演されるので、その予習で原作全７巻を読みました。　

歌舞伎は昼・夜、一日通し公演です。ナウシカは尾上菊之助、クシャナは中村七之助。どちらもすごく魅力的な配役です。ストーリーがどのような形で描かれるのか楽しみにしています。

戦いや争いのシーンが多いのですが、そこにずーっと流れているのは、光だけ、闇だけということではなく、善の中にも悪が、悪の中にも善が、、という陰陽の考え方です。

敵か味方かではなく、それすらも危ぶまれる状況でようやく選ばれる平和、自然の叡智が愛に溢れているものであること、悲しみや不安に突き動かされる生物、思い込みや過去からの価値観から離れて、あるいは、何故なんだろう？と問い続けることから新たな世界を見つけることなど、大きなメッセージが心にしみ入ります。

▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。