安心した言葉

安心した言葉

2019年08月22日 07:01

父の通院付き添いで、母と三人で病院に行きました。
タクシーの中で父が、「・・ここだけの話、ママが、最近優しくなった。」と言いました。同乗していた母もまんざらでもない様子。
私はそれが大変に嬉しく「あら~そぉなの?良かったねぇ!ママ、優しくなったんだねぇ!良かったねぇ!」と喜びました。
父は数年前、脳内出血で倒れて以来、認知症になっています。しかし、頭がとても良いため、認知症なのだけれども、病人とは思えない言動が長く続いてしまい、それが家族にはとてもストレスだったのでした。
最近は、そういう意味では病人らしく(老人らしく)なってきて、母も、イライラするよりは心配する回数のほうが増え、父への接し方も、弱っている人向けのそれへと自然と変わっていっているのだと思います。それを父は「優しくなった」と感じているのでしょう。
父のその言葉に、私はとても安心しました。子供の私としてはやはり「両親には仲良くしてほしい」というパターンがあって、そのパターンが安心しているのがよくわかります。私のパターンが見ていた両親はギスギスとして仲が悪く、”仲の良い両親” というのは諦めていたことだったので、このパターンをケアしてあげています。
▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。
https://jiseijuku.com/session/