好きも嫌いも
他人のことが好き・嫌いというのは、どういうことなのかと考えると、私たちはパターンが不愉快な思いをする相手のことは嫌いだし、そうでない相手、自分のパターンが満たされる相手は好きです。これはパターンの都合で考えてみてもわかりやすいです。自分のパターンにとって都合の悪い相手は嫌い、都合の良い相手は好き、です。自分はダメだというパターンの場合、相手が自分よりダメな人だとパターンが判断すればそれは安心感につながるでしょうし、反対にダメな自分をさらにつきつけられるような相手であれば嫌いだったり苦手だったりするでしょう。
ただしこうしたことは、自分のパターンに飲み込まれて生きている場合に限られます。自分にそういうパターンがあると気づいていたら、パターンをケアして、新たなパターンを選んでいこう！と、次へと、新たな世界へと向かいます。（多くの場合、今の自分がいる世界しかないと思っているのでここへの気づきはレアかもしれないですが）
「〜さんが嫌い」「〜さんが好き」といった黒パターンの真逆にはそれぞれ「〜さんが嫌いではない」「〜さんが好きではない」という白パターンがあります。でも、いきなり「〜さんが嫌いではない」は選べないので、さてどうしようか？と考えてみました。
・他人の言動に一喜一憂するのをやめよう。そういう自分になろう。
・相手の言っていることをただ受け止めよう。
・本当の自分の位置・場所を認め、受け入れよう。
今朝はこれら３つの白パターン（新しいパターン）を選んでいきます。
私は日常をこういったことの練習をする機会と捉えています。
今朝の東京。混沌としているけど好きな空。
