共感とは

共感とは

2021年09月22日 07:57

たまたまだと思うのですが、偶然はないと言いますし、アレなんですが、自分の身の回りでこのところ「共感」というキーワードをよく耳にするので、今日は「共感」について自分がどのような意味づけを行なっているのか見ていこうと思います。
「共感」というのは、相手が感じている喜びや苦しみ悲しみなどを自分も感じることかと思います。例えば、人の痛みを感じるというのは共感かと思います。ただ、どういうところで痛みを感じるかというのは人(のパターン)それぞれなので、人と同じように感じることは難しい場合もあるのかなと思います。
あと、以前私は、舞台、映画、美術館、ライブ、コンサートなどに友人と連れ立っていくことが多かったのですが、それはその感動を誰かと共有したかったからでした。それをもう少し推し進めると、もしかするとそこにいる自分を誰かに認めて欲しかったのかもしれません。今ではそういったことを人に対して求めなくなりましたが、それでも美味しいものを一緒に食べたりしている時に「美味しいね!」「美味しいね!」と美味しさに満足していることを共有する、満たされている感覚の共有は日常的に普通におこなっているかと思います。
そして、ちょっとタイプの異なる「共感」もあります。それは「語りかけ」のワークで体験するものです。パターンが「本当の私」にまるまる受け止められていると感じる、そういう「共感」。あなたと同じように感じていますよというよりは、あなたの感情・感覚と共にある、そんな感じ。それは、自分の存在が認められていると感じられて、自分がすっぽり受け止められている、安心感もあります。あと「白黒ワーク」での共感もあります。「本当の私」が感じている感覚を、この肉体を持った自分も感じている。
共感とは
(+ プラスの意味づけ)安心 理解 受容 想像 自他の違いに気づく 自分一人ではないことに気づく
(0 どちらでもない意味づけ)十人十色 絶対はない 感情・感覚の共有
(ー マイナスの意味づけ)同調 味方 賛同 結びつき 必ずしも得られるものではない それによって他人を操ることができる(オレオレ詐欺) マーケティング上のしかけ(ブランドパーソナリティ、ペルソナ)