古見さんは、コミュ症です。

古見さんは、コミュ症です。

2021年09月21日 07:28

またまたテレビの話題〜(笑) 
『古見さんは、コミュ症です。』、この番組は生徒たちの心の声が聞こえてくる、素直な気持ちの現れが描かれている学園ドラマです。
登場人物の名前設定が面白い!「只野仁人(ただのひとひと)=ただの人」「古見硝子(こみしょうこ)=コミュ症」など象徴的です。学校の名前は伊旦高校(たぶん “異端” 高校の意)・・・
こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか、変なやつだと思われるんじゃないか、あるいは、何をしたら注目してもらえるのだろうか、みんなの輪の中に入れるのだろうか。私自身、そんなバラバラなこころを抱いていた学生時代を思い出します。
それは、社会人になってからももちろん続いていて、相手にこう思われたい、ああ思われたい、どうすれば相手に自分が尊重するに値する特別な人間だと思ってもらえるだろうか、というパターンの思考の暴走が止まらず、誰かと出かける前日には、延々と会話(セリフ)を考えていました。今となっては、よくあんなことをやってたなと思います。思い出しただけで疲れる。
当時、私の心の中は、あっちこっちにスーパーボールがすごい勢いで飛び散らかるような、空虚で、まとまりのない、落ち着きのない、非常に不安定な状態でした。あちこちが手詰まりで、にっちもさっちもいかなくて、うわぁ〜っ!となっていた。
この番組で描かれているセリフは、心の中の声もあれば、相手に自分の感じていることを吐露する場面などもあり、「あぁ、こういう風に素直にじっくりと胸の内を誰かに語れていたなら、もっと安定した生活が送れていただろうなぁ」と思います。まぁ、でも、言葉にすることが当時はできなかったのかもなぁ、、、なんだかよくわからなさすぎて。
『古見さんは、コミュ症です。』というのはもともと《コミックス》なのですね!《アニメ》にもなってるみたいですね。
コミュニケーションに悩む人はかなり多いと思われます。なぜならば、ほとんどの人が他人にどう思われるかを気にしているし、あるいは、他人より優位でありたいと思っているからです。そうやってパターンでコミュニケーションをとろうとしているからです。