全員が、オリジナル。
昨日の日記に関連して・・・。私が書いているのはあくまでも私の体験で、自己探求をやっていく人は、何かを捨てなければいけないとか、はたまた、ずっと同じ会社に勤め続けなければいけないとか、そういうことではありません。
自己探求を学び始めて2〜3ヶ月で連絡先を捨てるという行動に出たのも、自分の未熟さゆえだったと今は思っています。当時はまだ、自分の外側に原因があると思っていた、そのことが鮮明にその行動に現れています。
また、今、同じ会社に勤め続けているのも結果的にそうなっているだけで、日々向き合うべき課題が用意されるからに他なりません。つまり、どこか他へ行ったとしても、その課題は間違いなく自分にもたらされるので、淡々と取り組み、選びかえ、実践をしています。私にとっては「本当の私」を育てる練習をする場として格好の環境です。
何も課題がなくなった時にはきっと別のところに移るんだろうと思います。自分と向き合うネタに事欠かない職場って、以前の自分であれば、即転職でしょう。でも、今の自分の「職場」に関する意味づけが、以前の自分とは違うということですね。
外側から見えている事象や抱えている問題がたとえ同じだったとしても(例えば、職場の人間関係がうまくいかないとか)、それぞれの魂が持って生まれてきた課題(挑戦すること・乗り越えること)は異なるんじゃないかと私は思っています。なぜなら、育った環境だって、経験してきたことだってそれぞれ違いますから。
そして、この課題にはあらかじめ導き出された「正解」はなく、白パターンを選んで実践した時の結果、黒パターンを選んで実践した時の結果など、個々が色々やってみながら、たくさんのことを体験しながら、その時の自分の「最適解」を導き出し、感じて、会得するものです。私はこれこそが自己探求の醍醐味だと思っています。全員がオリジナルで、独自の存在です。