世の中から取り残される心地よさ

世の中から取り残される心地よさ

2020年01月11日 07:55

先日、知人から紹介された珈琲店に入ってみました。
普段、よく出かける界隈なのに、そこにお店があることには全く気がついていませんでした。世の中から取り残されたような、やや奥まった入口の扉を押すと、ウディ・アレンの映画で流れているようなジャズがかかっています。
カウンターとテーブル席とあり、私はテーブル席に座りました。かなり年季が入ってくたくたに凹んだ椅子に腰掛けると、狭い間口から見える外の通りには忙しなく行き交う日常が繰り広げられていて、コーヒーの香りと柔らかな音楽に、今がいつなのか、まるで見当がつかなくなります。より一層自分自身の心のなかに向かうような落ち着きを感じます。
私は、コンゴで生産されたという2008年モノのヴィンテージ・コーヒーを頼みました。生まれて初めて「ヴィンテージ・コーヒー」なるものをいただきました。
・・・美味しい・・・
しかも、コーヒーの色が、これまでに見たことないほど、きれい。澄んでいながら深みがあって飲みやすい。
私、ヴィンテージ・コーヒーって初めてなのですが、すごく美味しいですね!と店員さんに言うと、それまでのポーカーフェイス(?)にパッ!!と花が咲いたような満面の笑顔になられました。
美味しい珈琲はもちろんのこと、コーヒーの香りやオールドジャズに包まれて、世の中から取り残されたい方に(笑)、おすすめのお店です。
>>> 十一房珈琲店
https://www.facebook.com/cafebechet/
>>> 普遍的な魂の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
ぜひ、内なる眼差しを持って、内なる世界を探求しましょう。
https://jiseijuku.com/session/