だからなんです
私たちはふだん、傷ついたり、悲しかったり、あるいは、嬉しかったり、そういった何かしらの感情が生まれる出来事があると、とりあえず思考で「それはこういうことなんだ」とその出来事を頭で理解しようとしているように思います。それは自動的に行っているように思います。
例えば何かがスムーズにいかずイライラすれば「ああ、ついていない」と思考し、あるいはその逆の時は「ラッキー！」と思考し、快・不快問わず、自らの感情を思考で処理して、言葉にしているように思うのです。
しかし実際のところ、ついていないこと（ラッキーなこと）が起きているのではなく、たまたまそのとき信号が赤（青）だっただけなんです。それが事実です。自分がちょうど信号を渡ろうとした時の色の変化、それを「ついていない」「ラッキー」と意味付けている、ということです。
上の、"イライラ"という感情と"ついていない"という思考／"喜び"という感情と"ラッキー"という思考はつまり「自分の思う通りであってほしい」というパターンが、満たされなかった／満たされたことによるものです。だから、イライラした（喜んだ）し、ついていない（ラッキー！）と思考したのです。
▼自分のパターンを見つけてケアすると感情に翻弄されにくくなり、思考も落ち着きます。
