満員電車2〜自己探求で目指すところ

満員電車2〜自己探求で目指すところ

2017年09月16日 22:19


いま思い返すと、満員電車でのイライラは、自分を大切にしてほしい、自分の思う通りにしたい、自分は特別、自分のほうが上といったパターンの群雄割拠だったように思います。

他人に押されたり、どつかれたりすると、そういったパターンは、自分のほうが相手よりも低い、下、弱い、負け、といったことを思い、悔しさと嫌悪で頭や胸が破裂しそうになります。

自己探求をやっていてよかったと思うのは、図らずも満員電車のような状態に身を置くとき、イライラすること以外の選択肢がそこにあることです。イライラしてもいい。だけどイライラしないことも可だし、イライラのない、大丈夫な世界もそこにちゃんとある。

思考(考え方や捉え方など、ハウツー)ではなく、心の奥底から、自然にそうあれる。いつの間にか選択の幅が広がっている、可能性が広がっている、自由度が増している、世界が広がっている。

今も昔も同じ満員電車なんだけども。自分の心の中を耕すことで大丈夫になっていく。これは自己探求の醍醐味です。

自己探求の目指すところは、満員電車に乗らなくていい自分になることではなく、例え満員電車に乗っても大丈夫な自分になることです。