ひたむきって美しい
映画『The Mission』見ました。
ロバート・デニーロ（役名はメンドーサ）が重い荷を、これでもかと水の中を引っ張り続ける、崖をよじ登りながらも背負い続ける場面に釘付けになりました。贖罪。自ら進んで苦しみを選び抜く熱い魂。そうしたい。そうさせて欲しい。純粋な想いが伝わってきました。
この場面は、外の大雨と、映画の中の瀑布や河の激しい流れが相まって、映画の中の人物同様、全身ずぶ濡れの心持ちで見ていました（笑）
メンドーサはそこに至るまでに悪行を重ねているのですが、未熟さゆえ、あまり悪いことをしている感覚もなかったのかも、ただただ純粋な人間だったのかも・・・とも思います。
そこからの彼の変貌ぶりにも目を見張りました。生まれ変わって、顔（表情）もとても美しくなるのです。
終始、私がこの人物に感じていたのはひたむきさです。ひたむきな愛。何事にも一途。最期も恩義ある人を見届けます。ひたむきって美しい。
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