そういうふうにしつけられてきた

そういうふうにしつけられてきた

2021年10月07日 07:56

見回してみると、人との関わりを避けるような、やりとりを閉ざすような社会通念、一般常識でこの世の中溢れかえってるな・・・と思いました。そういうふうに私自身もしつけられてきました。
・余計なことを言わないほうがいい
・他人への配慮をするべき
・他人に優しくしなさい
・他人のことはいいから(mind your own business)
・言われたほうの身になりなさい
・人の立場に立ちなさい
・思いやりを持ちなさい
・相手の気持ちを察しなさい
・人の気持ちを考えなさい
・失礼なことをするな(無礼だ)
・お行儀よくしなさい(=黙っていなさい)
・口答えをするな
…などなど人々の言動を制する「教え」。そうしないと他人のパターンが傷つくという理由もあるのかも。総じて、こうしないと「感じ悪い」「不愉快」と受け取られがちで、結果、当たり障りのない、心通わない関係性が生まれます。
「言われたほうの身になりましょう」などと言われれば、自分の中に「とやかく言われたくない」というパターンもあるから、当然のように言動を慎みます。そうやって生きてきた。でも実際のところ、他人の地雷はどこにあるのかよくわからなくて(実際、人によるし、パターンだし)、結構な数をどっかん、どっかん踏んできた気もします。
でも、だんだんに、ぜんぶパターンだったんだーーーということがわかって、そうではないものへと選び変えた生き方をするにつれて、自他のパターンを満たそうとする言動よりは、今の自分、これからの自分にふさわしい言動に個々と良さを感じるし、なので、そこに軸足を置いて、まったく新しい結果を受け取るという領域に入り始めたのかもしれないな、と思いました。もちろん何かが起きてどーんと堕ちることはあっても、でもこの領域を知っている以上、正々堂々と新たなあり方を進んでいこう!と思います。