『字のないはがき』

 

『字のないはがき』という絵本を図書館で手に取りました。
(原作/向田邦子 文/角田光代 絵/西 加奈子)

お読みになったこと、ありますでしょうか?8月は戦争の記憶が蘇ってくる時節ということもあって、図書館でお薦めしていたのかもしれません。絵が、西 加奈子さんによるものでした。

戦争中、幼い子を疎開先に送る話で、お父さんの気持ち、妹や弟の気持ち、お母さんの気持ち、そして疎開先に送られた小さな妹の気持ちが、絵本になっています。

絵本なのに、顔は描かれていないので、そこは「想像」することになりますが、なかでもお父さんの熱い愛が胸に迫ります。親のやさしさや愛おしい娘への父親の思いに涙腺が緩みました。

パターンを愛する思い、パターンを抱きしめる感覚に共通するように思います。