自信
今回、暴れたパターンでは、他人の言動を足掛かりにして、他人の言動を “自信” にして生きてきたことに気づきました。
一般社会では優れている人間に価値があるから「デキる自分は高く評価されて当然」というパターンです。「あなたは頭がいい、仕事ができる、能力が高い・・・」そういうことを他人に言われ続けて、とうとう天狗になりました・・・(笑)。それで、他人がそういうふうに私に言う割には「実」が伴わないために、このパターンは不当感を抱きます。
なので、私のパターンも、へっ?!なんで??なんでこの自分が高く評価されないの??だってみんな言うじゃん、デキるって。「実」をくれないならそういうこと、言わないでくれる?というように、この世の中の仕組みに引っ掛かるのです。
それで今回考えた白パターンは、「他人の言動を足掛かりにして生きなくていい。」清々しい風が通るような軽さがあります。他人から言われ続けて作り上げたパターンのアイデンティティをここで壊したい。
振り返ってみると私はずーっと他人からのポジティブフィードバックを糧に生きてきたな〜と思います。それを自信というパターンにして生きてきた。その自覚があります。そこに気づきました。
他人は他人。あくまでその人の世界を生きている。私に対して「あなたは頭がいい・・・」と言いますが、それはあくまでその人の考えというか、その人のパターンがコメントしているわけなので、自分自身をその人のコメントに住まわせなくていいし、その人の世界に生きなくていい。いや、むしろ、生きちゃいけないだろ〜。これは自分自身の尊厳を大切にするためにもそう思います。
それではどうするのか? 今の自分にふさわしい、「本当の自分」が心から欲している世界に生きよう。それは、自力で生き、自立している、他人の言動を足掛かりにしない世界です。称賛不要。他人の言動にそこまでの重要性や重みを持たせない世界です。
私は、そういう世界に生きられる。ここに、他人の称賛から得る浮っついた表面的な自信とは比べものにならない、心の奥底から漲る自信を感じます。