素顔のままで

素顔のままで

2017年06月06日 21:54


私はビリー・ジョエルの Just the way you are という歌が大好きです。君は何も変えなくていいんだよ、そのままの君でいいんだよ、という歌詞にいつもなぐさめられていました。

他人に受け入れてもらうために何かしなくちゃいけない(他人に好かれなくちゃいけない・他人に嫌われないようにしなければいけない)と思っていた子供の頃の私には、このままの自分でいいんだ、自分を変える必要はないんだ、というビリー・ジョエルの声はとても安心でした。

いま振り返ればとても大変なことを考えていたんですね。だって、他人がどう思うかなんて、自分にはどうすることもできないですから。でも当時は「そんな自分も自分が受け入れる」などとは思いもよらず、いつだって他人に受け入れてもらおうとしていたので、しかたありません。

そうして気づいてみれば、この歌はいつのまにか私自身が自分のパターンをケアするときのスタンス(一般的に人と接するときのスタンスも)と重なるのでした。他人に受け入れてもらいたいと思っているのも本当の自分ではないことも、なぜパターンはそう思うのかもいまではわかっているので、あとは自分がケアするだけです。そのままの君を「私」は愛しているよ、と。