甘えとは・・
私は他人に甘えるということがほとんどなく、甘えの体験に乏しいと思います。甘えたかった時はあるんです。しかし、それができなかった経験をしていて、自分がやるとか、自分が我慢するしかありませんでした。そんな時に、甘えた気持ちのままでは、やり切ることはできませんので、そこはそういう弱い気持ちを封じ込めてやるのみ!という感じでした。
そこに、割となんでもてきぱきとやってしまう性分も加わって、人一倍、他人に甘えることなくここまできた気がします。
甘えに関して「魂の道場」の先生が示してくださったのは、動機についてです。その動機がどのパターンに基づくものなのか。
黒パターンに基づくものとしては、これは私のイメージですが、パパ〜とおねだりしてバッグを買ってもらうとか、「あなたしかいない!」などと言って誰かをおだててやらせるとかが、それに当たります。そうすることで自分は得をする、サボることができるというような・・私にとっての甘えはこういった印象でした。(ちなみに〜ですが、そうすることで自分は本来の業務に集中できるというような時のそれは、甘えではなく「仕事」だと思います。パパ〜とおねだり・・・は仕事でのこと、という理解もあるかも!笑。)
白パターンに基づくものとしては、育む力が含まれている甘えがそれに当たるだろうということ。自分ができることでも、誰かに甘えて頼むことで、その人が能力を発揮できる。その人はそのことを体験して育ち、自分も助かる。・・なるほど!と思いました。
あとは、単純に「お願いしたい」時。打算などとは関係なく、この人にお願いしたいというもの。これは私にとっては「甘え」ではなかったのですが、なるほど、そういう甘えもあるのか、と理解しました。こちらは心の中にべたっとした重さはなく軽やか。
「育む力」が甘えによって醸成されるというのは眼から鱗でした。いずれにしても、これまであまり他人に甘えてこなかったので、甘える体験を積んでいこう!と思います。