引き取ること
自己探求をすると、物事を他人のせいにすることから離れていきます。全ては自分の中で起きていることなんだ、と受け入れ、引き取るためです。そうして自分の中を見ることで、自分の中にいるパターンが思っていること、感じていることを「本当の私」が100％肯定します。
いったん、引き取ることを覚えると、他人のせいにすることのほうが苦しくなります。他人のせいにして他人を責め続けていると他人が変わらない限り、その問題も、そこにあり続けます。「憎まれっ子、世にはばかる」という諺は昔の人がそれを表したのではないでしょうか。私たちは他人は自分の思うようには変わらないということを経験上、知っています。
こうしたことから、問題（不快なこと）を自分ごととして丸々引き取って向き合うとき、語りかけのワークのように自分でできることがあるのは "救い" です。１ミリも変わることのない "他人" を嫌い続け、責め続けるのは結構、疲れますから。
▼自己探求ではそうしたときに、何かしらできることがあります。
