大きなパターン、小さなパターン
パターンというのは、思い込みとかエゴとか、信念・決めつけといったもので、誰の心の中にもた〜くさん住んでいます。そんなパターンたちにも、大きなものや小さなものがあって、大きくても小さくても、私たちそれぞれの「本当の私」が彼らをお守りしてあげています。
大きなパターン、小さなパターンってどのようにしてそう思うのかというと、小さなパターンは軽く引っかかるようなもので、割と明るみに出ていて、すぐそこにいるような感じかと思います。
大きなパターンというのは、私の感覚では、心の内側を膜のように覆い尽くしているような、自分のアウトプット(言動)の全てが関係しているように思われるもので、したがって今の自分のありよう(人となり)にかなり影響していると思われるもの、です。哲学や指針と見紛うような「信念」です。
私は大きなパターンが見つかると、今までの自分の言動のほとんどはこのパターンが発していたんだ・・・ガーーーーン!と打ちのめされ、それまで無意識でいた自分にショックを覚えます。そして段々と「そうだったのか・・・」と自らの思考や行動に合点がいって、眼から鱗が落ち、クリアになります。
自分がなぜそういう行動をしてきたのかが腑に落ち、そして、小さなパターンたちもそれゆえ生まれていたのかもしれないと、思うのです。パターンの全貌が明らかになるようで、気持ちがいいです。
あとは、「語りかけ」のワークを通して、「私」がパターンを解いて緩めていってあげる。今までめちゃめちゃ働かせてしまった、頑張らせてしまった、背負わせてしまったので、大きなパターンて、固まっているしパンパンです。肩こりみたいに。そのことを「私」が謝って、「私」がパターンへ語りかけ、理解を示してあげる。
これはパターンが大きければ長い時間をかけてやっていくことになるものだと思います。そもそも、そのパターン自体を何十年も働かせてきて、何十年もかけて大きくしてきているのですから。むしろ丁寧に時間をかけて労ってあげたいと思います。
▼ 普遍的な魂の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
ぜひ、内なる眼差しを持って、内なる世界を探求しましょう。
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