四苦八苦
先日読んだ『魂問答』は、お坊さんとの対談なので、仏教についても触れられており、人の悩みは大概、次の四苦八苦に収まるとのことでした。
一.「生苦(しょうく)」
二.「老苦(ろうく)」
三.「病苦(びょうく)」
四.「死苦(しく)」
五.「愛別離苦(あいべつりく)」
六.「怨憎会苦(おんぞうえく)」
七.「求不得苦(ぐふとっく)」
八.「五陰盛苦(ごおんじょうく)」
私は、「こうしてほしい」など、他人に “求める” パターンが多いので、主な悩みのタネは、求めるものが手に入らない「求不得苦」。
すごいと思うのは、仏教は、お釈迦様は、2600年も前から、これを説いてきたということ。であるとすると、、人間は2600年間、ずっとこのようなことを苦しみに感じて生きている・・・ということです。それも、すごい!!
今まで考えてみたこともなかったのですが、人生50年だとしたら、2600年間が私に至るまでおよそ50代 ! これまでのご先祖様も 「四苦八苦」 しておられたのだなぁ・・・と思うと、なんだか苦しみを通じて代々の皆様とつながっているような気持ちにさえなります(笑)
ご先祖様の思いを胸に、今日もしっかりと向き合っていきます。
▼ 普遍的な魂の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
ぜひ、内なる眼差しを持って自らの世界を探求しましょう。
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