余白
昨日は「山の日」。日本は祝日で、ひさしぶりに大好きなミッドタウンへ。というのも、「日本のグラフィックデザイン2022」が昨日までだったのと、あと、中谷美紀さん(この方も大好きな女優さんです)がナレーションをやっているというので Lee Ufan の展覧会にも行ってみました。
どちらも、印象に残ったのが「余白」でした。
Lee Ufan さんの作品は何時間でもそこに佇んでいられるような感覚を味わいました。
余白って呼吸を促してくれる、ふっと息を抜くような、つめこまない安心。余裕を感じます。それと共に、そこに自由な感覚を持って来れる、自然であることがゆるされるような感じもあります。
自分自身を俯瞰すれば、自分と自分の思考や言動以外の部分はグラデーションを経て余白で、これらの作品は人と人を取り巻く無限の宇宙の関係性を表してもいるな〜と考えました。
心の中が、マッサージを受けるように落ち着いていくような、心地の良い感覚を抱く作品がいくつもあったので、11月上旬まで開催されているこの展示は、また訪れます。