他人によって自分を成り立たせなくてもいい。

他人によって自分を成り立たせなくてもいい。

2020年12月10日 08:26

幼い頃は、自分が何者かもわからず、ただひたすら他人から見た自分、他人が言った自分に関する言葉をベースに自分というものを築き上げるものなのかもしれません。
ひとから「すごいね!」と言われると⇨「自分はすごい」になる。
ひとから「陽気だね!」と言われると⇨「自分は陽気」になる。
ひとから「頭いいね!」と言われると⇨「自分は頭がいい」になる。
私たちはそうやって、自分について他人から言われたことを、自らのアイデンティティとして自分の外側にぺたぺた貼り付けて生きてきています。そこにはパターンも当然のことながら絡んでいて、そういうことを繰り返し自らにすり込んで、偽りのアイデンティティを作り上げてしまいます。
当然、上述したような “良いこと” ばかりではなくて、親から「どうせあんたなんか」と言われて育てば、「自分はダメだ」になるでしょうし、「上には上がいる」と言われて育てば、自分はどこまでいっても上になれないんだ・・と思うことでしょう。
何にせよ、他人が言う自分像や外側からの評価に合わせて自分を作り上げていけば、それを生きることで、他人からは必ず存在を認められることになるので、少なくとも自分にそれを言った他人に対して、自分は存在していられることになります。・・・なんともおぼつかない感じですが、これがこれまでの自分の生き方の実態であったように思うんです。
これはまさしく、他人によって自分を成り立たせています。それってでも、当初から「本当の私」がいるんだとか、知らなかったからそうなってしまった、、、ということで。日々学んできて、ああ、本当の私が、すべてを司っていけばいいんだと会得した今だから、他人によって自分を成り立たせなくてもいい。他人に認められなくてよい。対外的に自分が何者であってもよい。どれだけ低く見られてもよい。だって私は「私」。「私」の感覚を大事に生きていこう・・という新たなパターンを選べます。
今日も、「私は白を選んだ」このことを思い出し、「本当の私」を意識して、何度も何度も選んで「白」パターンの世界にひたろう!練習!