ハマっていく理由、、、

ハマっていく理由、、、

2022年05月22日 07:15

昨日のバレエ教室は、自分がまたさらにバレエにハマっていくことを感じたレッスンでした。

それで、帰宅後、レッスンメモをとってから、何でそう思うのかと考えてみたんです。

レッスンでは自分が先生に注意されたことを気をつけながらやると、先生が「そう!」と言ってくれる。単純ですが、先生から言われたことに気をつけると、できるようになる。これが楽しいんだーと思いました。

あと先生が「そうそう、合ってる、合ってるよ・・・」と小声で言ってくれる。途中で諦めちゃうと「コラッ!白旗をあげるな!」と喝を入れられますが・・・(笑)

なんだろう・・・集中力?気合い?が認められている感じがするのだろうか。基本、投げ出さない精神力と体のあらゆる部位を意識する注意力だけでやっているようなものなので、そうやって注意してくださることで自分の方向性を確認することができて、それがさらなるモチベーションにつながっていく、そんな感じでしょうか。

不思議なものですよねぇ。ああしろこうしろと他人から言われるのが嫌なパターンがあるのに、約2時間、言われっぱなしのクラスが面白くてしょうがないのですから!

きっと、スタートの段階で、バレエが全くできないゆえ、パターン的なプライドの持ちようもなく、ひたすら教わっていくしかないからというのもあるでしょう。ゼロから教わるって希望です。この先、できるようにしかならないから。

さらに色々ふりかえってみると、バレエは「できない自分」を許した初めての世界でした。それもだんだんに。

注意をされるのは自分がダメだからではなく、単に動きができていないから。そのことを理解するまでは、注意されるたびに、自分はダメな人間なんだと自分を責め、いちいちシュンとして(それも怒られた人間のとるべき態度だと思っていた)、それも、怒られました。

「できない=ダメな人間」(優れた人間は存在していていいが、劣っている人間は存在する価値がない)というパターンで生きていたので、できなくてもダメではない、価値が低いわけではない、できなくても存在していていい、そういったことを大きな安心感とともに体得した場でもあります。本当に「自分のパターンだけなんだなー」ということもこの時に理解したように思います。

これって、バレエに限らず、深くハマっていく土壌なのかもしれません。

というわけで、さらにハマっていくバレエ。毎回、楽しくレッスンを受けられることに感謝です!