ありがとうございます。スミマセン。
昨日一緒に散策したベルギー人の友人から「(日本人が)ありがとうございます。のあとに、スミマセンって言っているんだけど、どうして?」と尋ねられました(笑)
え?どうして?うーん、ちょっと待ってね・・(と少し考えて)ああ、確かに言うねぇ。私も言う。例えば、セールスの電話がかかってきて断るときなどにも「ノン・メルシー(ノー・サンキュー)」のあとに「スミマセン」て言ったりする。
そう考えると、日本では、誰もが四六時中謝っているように思う。真の謝罪というよりは、そうすることで争いが防げて、世の中がうまく回っていってるんだと思う・・と話しました。
そこからはもう、何かにつけて「スミマセン・・」と言っては笑っていました。
日本人が謝罪の場面以外で謝まるというのは、風習の一部になっていて特に意味はないと思うのですが、多分、人に嫌われたくない、物事を穏便に進めたい、他人に対して腰が低いのはいいことだ、といったパターンによるものなのだろう、と思います。
逆に、謝罪の場面であっても絶対に謝らない国の人もいます。謝ったら自分の負け、謝ったら終わり、そういったパターンを持っているのかもしれません。そういう国にいる日本人やそういう国の人と働いている日本人はストレスを感じると思います。
▼自分と向き合い〔今のそのままの自分を愛すること〕を目指していくセッションを行っています。