「できない自分をゆるす」って、、、
バレエを始めたばかりの頃の話。できない自分はダメな人間なんだとパターンが思ってました。「できない人間は人として下」というわけです。緊張していたし、自分はダメなんだ、低いんだ、下なんだ、と絶えず自分をジャッジして蔑んでいました。
でも今は、とてものびやかにレッスンを受けています。これは一つに、自分をジャッジしなくなったからだと思うんですが、「あなたの “横” はそこ」と教わっているように、今の自分を受け入れているということだと思います。できないはできない、ただそれだけ。また、そのままの今の自分(ある意味、できない自分)を完全にゆるしているようにも思います。
それで「できない自分をゆるす」というと、「べーつーにーできなくてもいーやーーーー」と投げやりになるような印象があるのですが、ここはそうはならずに、変わらずちゃんとレッスンを受けています。
自分をゆるすというのは、「自分=できない」の囚われはさておき、今の自分のレベルを完全に認めているのだと思います。その時、本当にできないのだけれども敗北感や屈辱感などは一切伴わずに。
そこには広がりがあって、開放感があります。そんな状態でのびのびとレッスンを受けています。
そういうのが伝わるのでしょうか(って何が伝わってるんだか、、)先生から「お年玉で新しいレオタード買ったら?ピンクとか。ふふふ・・」と言われる始末。そこは笑ってごまかしました。