どう見ても、平常心。
通っているジムでの話。更衣室の床が、プールから上がってきた人によって濡れていることがあります。基本的には床は乾いているので、気付かずにそこを歩くと、靴下が湿って、とても気持ちが悪いものです。
私はこれまで何度か、床をモップで拭いた事があります。プールの利用者であろう人たちに見せつけるように、ムカッ!としながら拭いた事も(笑)「濡らした人が拭くのが当然。なぜ濡らしてもいない私が拭かなければならないんだ!!拭いておけっ!!」とパターンは思っていました。
ところが・・・ついこの間、濡れている床を目にした時、何とも思わず、モップを手にして、淡々と床を拭いている自分がいました。淡々としてる・・・。床を拭きながら、じーーーっと自分の中を観察してみました。やはり何とも思ってない。めんどくさいとも、なんで私が!とも思っていない、イラついてもいなければムカついてもいない。そうした感情を感じないようにと押さえ込んでいるわけでもない。自分の中のどこをどう見ても、平常心。ただ床が濡れているから拭いている。すごく不思議でした。
ここのところ選び変えている「下の駒として扱われてもいい/人が自分をどう扱おうと「私」は大丈夫」というのが功を奏しているのか、一番下の隅っこのロッカーを使い続けることで物理的に「下」であることに慣れてきたのか、、、心に余裕ができたような出来事でした。
▼自分を観察する方法を学びたい方、お越し下さい。