そうであると “個で終わる”
先日、「そうであると “個で終わる”」とある方がおっしゃりました。私の話でそうなったのではなく、さまざまな話をする中で出てきた言葉でした。
私は、”個で終わる” というのはどういう意味なのですか?そうであると何がいけないんでしょうか?とたずねました。(死ぬときは一人じゃない?とは言いませんでした・・・)
そうすると、何かを一人でやる分にはいいけど、「個」というのは法人には信用されない、何かあった時にどうやって補償するのかという話になる、そういう意味では長い年月をかけておこなう事業などは(たくさんお金がないと)できないといったことを言っていました。そういった方面には参入できないから、「個」で終わる、ということかな??と思って聞いていました。
私はここで、見ている世界の違いを目の当たりしました。また、「個」でやっていくことの意味に違いを感じました。私自身は、「個」で終わるって安心を感じるんです。ある意味でゴールかもしれない。私にとって「個」であるというのは、宇宙の掌に抱かれていることです。そこで終わるって、至福じゃない?って思うんです(笑)
あと私は、この話で、世の中というのは、こうじゃないと信用されないよとか、なんかあったらどうするの?というような話で人々を恐怖と不安に陥れて、自立心を阻み、依存的にさせておきたいんだな、とも思いました。人を自由に生かすことを許さない世の中です(ひどい!!)
そういうときにわれわれのような人間がまず自由に生きることで、どんどん、自由を次の世代に促し、勇気づけ、羽ばたかせることに希望を感じます。
そんなことを考えた “個で終わる” でした。