すごいと言われながら、上に立てない理由
「すごい」「頭がいい」「仕事ができる」「幹部候補」「将来、取締役」と言われながら、人の上に立てないのはなぜなのか、考えてみました。
【1】単なる "おだて"だから
いいように操られているだけ。遊ばれているだけ。本気で言ってるのではない。
【2】必要な素質・能力が備わっていないから
「幹部候補だ、将来取締役だ」と私にそう言った人は思ったんだろうけど、他の人は必ずしもそうは思わないから。
【3】人の上に立ちたいあまりに、ちぐはぐな言動をしているから
ちぐはぐな言動とは「自分は支配欲があるような腹黒い人間ではありません」というアピールです。自分は、人を支配することなど一切求めない、崇高な人間だから、人の上に立つにふさわしいというパターンです。本当は、権力が欲しくて欲しくてたまらないのに、このパターンは地位や権力に関心のないフリをします。パターンは、権力はつかみ取るものではなく、然るべき人に与えられるものだと思っているので、パターンの思う通りに権力が与えられることを期待します。
【4】上に立ちたいのはパターンだから
これが満たされるのも困る。むしろこんなパターンを持った人間が上に立つって怖い。
【5】「すごい」「頭がいい」「仕事ができる」「幹部候補」「将来、取締役」という言葉を聞いているのは「本当の私」ではないから
私の場合、「人の上に立ちたい」「自分は誰よりも上」「私はすごい」「優れた人間が上に立つべき」といったパターンで聞いて、受け止めて、上述の3のような言動をしているのだと思います。
こうして見ると(特に【3】)、パターンには理性がないし、勝手だと思います。そして、他人のたった一言にこんなにも振り回されてしまう。正直、うんざりします。語りかけをして、ちゃんと救ってあげたい。もうこのゴチャゴチャの外に出してあげたいです。
▼自分と向き合うセッションを行っています。