スルーしないということ
自己探求では、自己観察、特に自分自身の感情や感覚にアンテナをはりめぐらせますが、時としてそれが微細なものだったり、何だかよくわからなかったりすることがあります。
先日の事、外で立っていたら、少しだけ体に違和感を感じました。何だろう?と思ってみると、小柄な杖を持ったおばあさんが腕をひっこめるのが見えました。ああ、あの人が押したのか・・とそのときには何も湧きあがりませんでした。しかし、しばらくたってから、不快感がどんどん出てきました。
何が不快だったか?その人に押された事が不快だったのでした。しかし、杖を持ったおばあさんは自分よりも弱いという思考が、その不快感に蓋をしていました。
こういう出来事があったとき、おばあさんなんだからいいじゃないとか、大した事ないじゃないとか、そういうおばあさんいるよねー!ということではないです。
パターンとしてはその時は出てきづらくても、時間がたつとふつふつと感情が湧き上がってくることがあります。そうやって出てきたら、そこはちゃんとすくってあげたいです。
▼あなたはその時どんな感じがしたのでしょうか?
感情や感覚は自己探求への入り口です。