傷を癒す
バイデン氏の勝利が報じられています。
自分を傷つける人を嫌悪するのは自然なこと。でも、それはパターン。私自身、人の言動に容易に傷つくパターンを持っているので、これは私の課題です。
トランプ氏の役割として、三歳児レベルの駄々っ子ぶりといじめっ子ぶりを前面に押し出し、画面上に憎悪・嫌悪のエネルギーをぶちまけたことがあったと思います。そういうものを見たくないのは、自分のパターンであるという気づきを経ずに、ああいう言動は間違っている！やめさせなければ！愛が勝つんだ！正しい者が勝つんだ！といったメッセージ（パターン）が受け入れられて終わったとしたら、この４年間でさらに自分のパターンを強固にし、そのパターンを癒さないままこの先も生きることになります。
もちろん画面を通してしかわかりませんし、お国柄もあると思いますが、人々の喜びっぷりがもう「黒パターンが満たされたーーー！」という感じが全開です（笑） この様子はトランプ氏が当選したときと変わりません。おそらく投票のたびに国のおよそ半分ずつがこの状態（勝ち負けによる喜びと苦しみ）を交互に体験しながら進んでいっているのですねえ。
自分の受けた傷は、他の誰かが癒してくれるものではありません。自分の傷を癒すのは自分自身。私の課題は、傷ついてもやっていかれる自分になること。大丈夫な自分になること。それでも自分は生きていかれる。なぜなら「本当の私」はどんなときでも、何が起こってもやっていかれるから・・という体験をすること。
