拍手
昨日は久しぶりに銀座に行きました。
たまたまかもしれませんが、歩行者天国もそれほど人でごった返している感じはなく、歌舞伎座へ向かいました。
歌舞伎座は、座席を50%に制限していることもあって閑散としていて、お客様同士もお話を慎むようにアナウンスしていたり、大向こう(●●屋!と役者の型に合わせて声をかける)も禁止なので、全体的にとても静か(笑)。いつもは人でごった返すお土産屋さんも空いていてとっても暇そう・・でした。
久しぶりに吉右衛門、菊之助、玉三郎などのお目当ての役者を堪能し、楽しみました。
玉三郎の演目は、舞台裏なども映像で案内する、すごくよく考えられているもので、口上からも、歌舞伎というのは、役者だけじゃなくて、たくさんのひとたちが一つひとつ作り上げてきているものなのだということがよくわかるものでした。最後のカーテンコールは3回だったか4回だったか拍手が止まず、鳴り響き続け、演目を堪能できたことへの満足や感謝、よかったよ!!とにかくがんばってほしい!!がんばってくれ!!がんばろうね!!というみんなの思いがごちゃ混ぜになっているようでした。関わっているすべての皆さんに送り続けた拍手でした。
終演後は心地よい夜風の中を大手町まで歩き帰途につきました。東京はすっかり秋です。