パターンにとっての “非力” の意味と「本当の私」の望み
「非力ではダメだ」というパターンへの語りかけ・白黒ワークをしました。
それで、非力ではダメだというパターンは、支配力・権力・他人への影響力がなくては生きてはいかれない、それなしでは生きられない、どうやって生きていけばいいのかがわからないと思っているのだということがわかりました。(パターンにとっての非力=支配力・権力・他人への影響力がないという意味)
それはもう、生きるか死ぬかというくらいのことで、パターンは恐怖・焦り・不安を感じています。
だから「自分は上だ」というもう一つのパターンのように、人よりも上であろうとするし、人よりも優れていようとするし、自分の存在を認めてほしいと思う。そうやって生きてきたんだ・・必死だったんだ・・と思います。
現実を見れば、自分には支配力も権力も影響力もありません。それらは使えないからパターンが思うようには生きられず、ここに大きな苦しみ・恐怖・焦り・不安があります。でも実際にはそれでも生きなくてはいけない。生きるしかない。では、どう生きるのか?
本当の自分はどうなのか?というと、そういった力がないと生きてはいかれないとは思っておらず、そういうことよりは、本当の自分の力(=資質、個性)、その種類・程度・力量というものをちゃんと知って、認めて生きたいと思っています。
パターンが考える身の丈ではなくて、健全な比較・純粋な受け止め・現実を認めるということに基づいて「本当の自分」が考える身の丈。そこに合った人生を生きたい。個性を生きたい。魂の個性を発揮したい。魂の身の丈に合った人生を送りたい。
本当の自分の力、本当の自分の資質というものを認め、それを使って生きていこう。