自然が表現している
先日、見た面白いニュースを紹介します。
Château de Versailles : grâce au confinement, le jardin de Marie-Antoinette est redevenu comme il y a 300 ans
通常一日に3万人が訪れ、1000を超えるひとが働くベルサイユ宮殿では、COVID-19 の影響でこの数ヶ月、人影がなく無人で、庭の手入れなども一切されずにいるそうです。
そのような状況下で、約2ヶ月放置されていたマリー・アントワネットのお庭《プチ・トリアノン》では、なんと300年前にマリー・アントワネットが目にしていたであろう景色が再現されたと言います。なかにはルイ15世の時代に植えられていた植物も出てきているのだとか。
通常であれば芝刈りなどをしているところも、そのままにしているので《自然が表現している》状態であるとのこと。ふだん手入れをしている庭師も、そこに花(映像ではマーガレット)が咲くことを知らなかったのかもしれないです。
もともとマリー・アントワネットは自然のままの庭を望んでいたので、まさに、今、お望みの通りということでしょう。