決めつけをほぐすように

もう怖がらなくていいんだよ。もう怖がらなくて大丈夫。

このことばを日々、自分の心身に染み込ませるように言い聞かせています。

「世の中は怖いところだ」とか「人生は用心するべきだ」というパターンかなと思っているんですが、恐れ、怖がることを自分に課すことで、安全に生きてきたようなところがあるので、その強固な決めつけをほぐすように、言い聞かせています。

体も同じで、痛めた肩のまわりは緊張で硬くなっています。やはり痛みの記憶（一種の決めつけ）からそうなっているのだと思うんですが、そこもマッサージなどで徐々に柔軟性を取り戻そうとしています。

今まで、お守りのように「ぎゅっ！」と握りしめるようにして怖がってきた気がするので、そこはだんだん手放していきたい。

「もう怖がらなくていいんだよ。もう怖がらなくて大丈夫。」と声をかけるたびに胸のあたりがほぐれるのを感じるので、この固く閉じたヒメシャラのつぼみがふわっと花開くように、自分の心身もきっと和らぐと思います。