マーガレットの日記

マーガレットの日記

将校の制服

第二次世界大戦の終盤、ドイツの脱走兵が、命からがら、必死の思いで逃げていたところ、偶然、ナチス将校の制服を見つけて・・・という映画を見ました。本当にあった話だそうです。ナチス将校の制服を着ている、実は "脱走兵" は、...
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人混みの中で

雑踏の中で「私、私、私、、」と意識する実験をしてみました。そうすると、自分がガシガシと人混みをかけわけるのではなく、周囲の状況を考慮して歩くことになり、人との摩擦が圧倒的に減ります。そして、私が人混みが嫌いなのは、縦横無尽に人が行き交い、...
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冬支度

近所の公園に、雪吊りが現れました。冬支度です。雪が降ったら、一本一本の縄に雪がまとわりついて、松を守る。日本人の、自然とともに生きる文化を象徴していると思います。雪吊りのつくりを、近づいて見てみたら、なるほど!という構造でした。その作業に...
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東山魁夷展

「東山魁夷展」に行きました。鑑真和上のために描いたという、唐招提寺の襖絵の、優しい美しさに感動しました。大海原(濤声)は襖16枚分の大作です。静かな波の音が、ずーっと聞こえて来るようです。60歳過ぎに訪れた欧州で、彼が描いた街並の一つに、...
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あなたの "横"・続き

昨日の日記に書いておきたい事があったので続きとします。バレエのレッスンで、脚を横に出すとき、自分の外側にある "横" というイメージを追っているというのは、思考なので、パターンで生きていることと同じことをしている、と思...
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あなたの "横"

久しぶりにバレエレッスンの話題です。先生が私の片足を持って、前、横、後ろと、もう一つの足を軸に回してくださりました。私は、必死で体のあちこちを先生に言われた通りにキープしようとします。そうしながら、脚の動きがもたらす、脚の内側の感覚に集中...
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飛ぶ象

先日、夜、Ginza 6 に寄りました。できてから1年くらい経ったでしょうか。パリの「ボンマルシェ」(お手頃価格という名前の"高級百貨店"です)を連想するお店です。目が釘付けになった、天井からの装飾。象が飛んでいます。...
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小倉遊亀のことば

「何も持たぬという人でも天地の恩は頂いている」日本画家・小倉遊亀が100才の時、書したことばです。頭が下がり、心にしみ入り、「確かにそうだ」と思います。感謝の念が湧き上がってきます。『小倉遊亀 天地の恵みを生きる —104歳の...
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山姥曰く、、

先日、「山姥」というお能に触れる機会がありました。見ているときには意味がさっぱりわからなくて、帰宅して調べたところ、なるほど、そういうストーリーだったか!と後から味わいました。そのなかで、「仏も人も鬼も隔てはない」と山姥が語る場面があった...
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自分と向き合い始めるとき

自分と向き合うには不快感が適していると言えます。でも、誰もが、自分と向き合うということをするわけではないのかも・・と思います。不快な思いに関する問いに、「いえ、私は別に・・」と応える人は多いように思います。自分が感じている不快感を否定する...