選択は一瞬で
自分の思い通りにならない出来事を前にして、もんもんと考える・・・ということがこの間ありました。以前は当たり前だったこんなことも、今ではとても珍しい。
で、飲まれていくんですねーーー、えんえんと。ああでもない、こうでもない、というように。(思考回路、健在。笑)そして、あ〜飲まれてるーーーと途中で気づきます。それで「黙りなさい」「私は白を選ぶと決めた」そう言って、パターンの暴走を止めます。
そういうとき(飲まれるとき)、これらはマントラのように効きます。これらの言葉が効いているというより、それらの言葉を言う存在が自分の中に一瞬で出現する感じです。そのように「本当の私」の選択を実践するとき、一瞬で心の中が変化します、空気が変わるのです。
それは気持ちのいい感覚です。ゆえにそれは今の自分にふさわしい「本当の私」が選びたい選択肢ということになります。最善の道は、あらゆる情報を分析して決めるのではなく、感覚的に選んで進むものであることを私は学びました。
どれだけ権威ある、正しい情報であったとしても、あるいは多くの人たちが選ぶものだったとしても、自分自身の感覚と照らし合わせたとき、なーんか重たい、なーんか苦しい、ということであれば、それを選ばないことが重要です。その「なーんか」の感覚のほうを大切にしてそれを選ばない。なぜならば、自分にとってはそれではないから、です。
逆に手にしただけで軽やかな広がりが感じられるようなものは選びます。選ぶ、選ばないはパッとやります。選択は一瞬です。