競合とは
今、参加しているセミナーで、次の問いがありました。
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競合する他者と共感し協力しあうことは可能か?
もしもできるとすれば、
どのような点で互いに良い協力をすることができるか?
そのためにはどうすればよいか?
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私がこの問いを読んで、まっさきに思い浮かべたのはこちら▼
「スノーボード女子・岩渕麗楽選手が女子初の大技に挑戦。その勇姿を海外選手がたたえる」
岩渕選手が大技を見せた後(惜しくも決めきれず!)、「競合する」選手たちが岩渕選手のもとに駆け寄りました。
私は、競合する者同士が協力しあうことは可能だと思っています。競合ということは同業です。そこに携わる誰もが、製品、サービス、仕組みなどについて、よりよいものを目指しているはずだと思うので、そうであれば、競合といえども、お互いを高め合う相手として切磋琢磨して、同じ土俵にいる仲間・同士として協力し合って、全体でさらによりよいものを目指していきたいものです。
競合とはライバル、競争相手、敵、同士、仲間、さらに良くなるための刺激・きっかけを与えてくれる相手であり、自分の位置を相対的に知ることができる相手。
これから人がどんどん減って市場が縮小し、統廃合が加速化するとも言われています。昨日の敵が今日は友になりえますし、共存していかなければなりません。そういったところでのスムーズな移行のためにも、世の中の意味づけも変わっていくときかもしれないです。