本を読んで涙ぐむ
今日はオフの日でしたので、やりたいことをやる一日になりました。
移動中や待ち時間などに遠藤周作の『沈黙』を読んでいました。まだ読み終わってはいないのですが、キチジローという人物の、ある場面で、私は涙ぐみました。
私が涙ぐんだのが、お昼に入ったお店で、でした。左右はもちろん前にも人が座っている大きなテーブルで。涙が出てきて、うわーーっと焦ったのですが、皆さん、見ているようで見ていません。セーフ!(?)
なんで涙が出たのかな? と考えました。それはキチジローが、なかなか克服出来ない弱さが自らにあることを認め、「わかってほしい!」という切実な訴えが、読んでいる私に迫って来たからだと思います。自分の「わかってほしい」というパターンが、呼応した感じです。わかる!!その、"わかってほしい" と思う切なさ・・・といったところでしょうか。
そして、しばしば出て来る、沈黙する神。そこで、そーかー!とタイトルの意味を確認するのでした。あともう少しで読み終わります。終盤、楽しみです。
▼自分と向き合うセッションを行っています。