新しいあり方は、すぐそこに
私が持っている「自分は非力だ」というパターンは、、、人の上に立っていない、人を支配していない、人に対して何ら影響力がない、正直、自分なんかいてもいなくても世の中に何も困らない、特に必要というわけではない、人間的な魅力もない、人間として面白くない・つまらない、、そんなんではこの世の中を生きていくことなんかできない!!と思っています。ここから、「上でないと!特別でないと!」という新たなパターンが生まれたのだと思います。たぶん、人から上に見られたり、特別扱いされたことで息ができて一瞬楽になれた、存在していることが認められて安心できたというような体験をしたのだと思います。
そのため、「自分は特別」「自分は上」というパターンは、ダメであること、平凡であること、人の上でないことをよしとはしません(そんなんでは生きていかれないから、息ができないから)。自分の平凡さや非力さを、他人と比較することなく《あ、こうなんだ、自分は、、》と受け入れることができていたらたぶん抱くことのなかったパターンでしょう。
「非力ではダメだ」という黒パターンの、反対側にある白パターン「非力であっていい」は穏やかさがあります。それは、非力ではダメだ!そんなんじゃ生きられないよ!と “必死” で頑張っている時には考えられないことですが、自らの “(パターン的な)非力さ” を問題視せず、他人よりも上であるために、頑張ろうとすることから降りると、そこには安らかな世界が広がっています。
今までと真逆の世界。新しいあり方は、すぐそこにあります。