感謝
この1ヶ月ほど、家族(母)の安息を目的に、父には検査入院という名目で、病院にいてもらいました。昨日は退院のために病院へ父を迎えに行きました。結果的には父も母も、ひいては私も、よく安まったと思います。ちょうど緊急事態宣言も出ていて、(都合よく?!)お見舞いも禁止されていたので、十分な心身休養が取れました。
病院のスタッフのみなさん、看護師さん、担当の医師による、父の扱いの “上手さ” を、昨日は目の当たりにしました。そして家族(母)への理解。入院した本人はさておき、家族への気遣いの深さに、感謝でした。「こりゃ〜一緒にいる家族(母)は大変だろうな」というところの理解。そこを皆さんがわかってくださっていたのが、母のためには有り難かったです。母、感涙。
また、退院で、父が腕につけていたタグをハサミで切る時、そしてお元気で〜♪とお見送りをしてくださった時、皆さんの純粋さに触れたような気がしました。今は特にマスクをしているので、目の周りしか見えません。皆、目が真っ直ぐだったんです。それはとても澄んでいて力があって、私の心の奥にまで届く清々しい眼差しでした。自然と、私のお辞儀も深々としたものになりました。感謝、です。
父もおとなしくしてたようで(笑)、たびたび「ワイフが〜」と母について言及し、ジェントルマン振りを発揮していた模様。知らない人との間で過ごすひと月は、緊張や刺激にもなってよかったのではないかなと帰ってきて一緒にコーヒーを飲みながら、微笑ましく思ったのでした。
私のパターン「親が自分の思うように元気でいてほしい」は、「親の今を受け止めよう。親が自分の思うようでなくていい」という白パターンに選びかえての1日でしたが、(結果的にはパターンが満たされたような感じにはなったものの)おかげさまで無事。大勢の皆さんによるサポートに感謝です。