心身が縮み上がるような体験
一昨日の青森での地震、驚きました。東北地方、北海道の皆様、ご無事でご安全に過ごされていますように、と思います。
昨日、周囲との話題も、「地震怖いね」でした。でも、「何があっても大丈夫」ということも思っています。これは、その時々の現実に対処するしかない。そうしていこう、という思いです。
3/11の震災のときも、東京で心底震える恐ろしい揺れを体感した出先から帰宅するまで、「大丈夫、大丈夫、」とつぶやきながら一歩一歩、歩きました。
地震は嫌です、怖いです。慌てるし、心臓もバクバクする。3/11、私は劇場で歌舞伎を見ていました。2〜3人の方から悲鳴が上がっていましたが、私はただひたすら自らを椅子に押し付けるように密着させ、「落ち着け、、、落ち着け、、、」と言い聞かせていました。恐怖から心身、魂がとっちらかってバラバラになりそうなのを必死で抑えていました。心身が、魂がもろとも縮み上がるような恐怖です。
でもそれはずっとではなく、緊張しつつも「大丈夫、大丈夫、」としっかりとした足取りで帰ったのでした。
先日、たまたまスパイラルダイナミクスの資料を見ていました。それで、「ベージュ」の層は「生存」を価値観として持っていて、今は多くの人がそれよりも上の層を生きているけれども、心身が縮み上がるような体験はこれを思い出すのだ、と思いました。
それは「生存」が起こされるような感じです。

