小説を読みました、、、
週末は、小説『プリズム』(百田尚樹・著)を読みました。以前からこの作家の作品は読んでみたいと思っていて、ちょうど話題にもなっていたので図書館で借りました。
読みながら、「それ、パターンじゃん」と突っ込む箇所多数。悲恋のエンディングも「感動」と評判だったのですが、自分にとってはそれほどでもなく。しかたありません。
作品には多重人格者が出てきます。幼少期に受けた虐待を受け止めることができなくて、そのようになることがあるという知識はありましたが、この小説を読んで考えたのは、パターンの人格化でした。
例えばパターンに飲まれて言動をしている時は、多重人格ではないまでも、そのパターンに乗っ取られた状態であると言えるからです。
あと考えたのは、自分が作ってきたさまざまなパターンはいったい何が受け止められなかったのか、ということです。これは、思うところはあるものの、頭で考えてもしょうがないことだと思うのでこれ以上は書きませんが、思い当たるパターンはケアします。

