天職を探すということ

天職を探すということ

2017年10月12日 22:00


14、5年前になるでしょうか、その頃の私は、自分の天職ってなんだろう?と思っていました。あちこち訪ねては「自分の天職はなんですか」(何をやれば大変な思いをせず、うまくいくんですか)とか「前世で私は何をやっていたんですか」(きっとその才能があるに違いない・・・)とか聞いていました。

仕事が大変で、嫌な思いばかり・・・という状態で、自信もなく、逃げ出したい気持ちもあったと思います。そういう時の「天職ってなんだろう?」という問いは、現実逃避以外の何ものでもないですね。もっと楽に働きたい、嫌な思い、悲しい思いをしなくてもよい仕事はないものだろうか、、、そんなふうに思っていたんだと思います。

もしも今、天職を探している人がいたら、なぜ自分は天職を探しているのだろうか、と自分自身に尋ねてみてほしいです。それがもし上述のような気持ちだったとしたら、ぜひ、今、おやりになっているお仕事やたまたまご縁があって携わっているお仕事を10年、続けてみてほしいです。

10年もやっていると、それを人に教えたり、コンサルしたり、あるいは独立したり、できるようになります。「ひとってどんなことでも続けてると、それなりになるものだねー」と、ついこのあいだ、まったく違う分野で働いてきたひととも話しました。それで、気付いたら、自分の天職が何かを探すのをやめてました。


▼自分の天職が気になる方、どうぞお越し下さい。