体内を見る内なる眼差し

体内を見る内なる眼差し

2018年05月27日 23:26


昨日のバレエ教室では、他(自分の前の人)を見ながらも、自分の意識は体内に向いているのを感じました。

バレエ教室では、先生から、「頭を高くし、鼻先で前を見なさい。」と言われます。動きがわからないので、目の前の人の一挙手一投足を見たくなってしまうのですが、視覚的に焦点を絞らず、視野の中で漠然と目の前の人の動きを捉えようと、努めます。

また、先生はいつも、気をつけるべき動きを説明した後で「そうありたい」と言います。それは思考ではなく、感覚です。

レッスンの最中は、いま自分の足先、内股、お尻、背中、頭、脇、踵など、たくさんの部位を瞬時で確認しなければなりません。しかし、私は、これは思考ではできないと思います。頭脳はその動きを確認しきれません。

漠然と見ることと、体内を見る内なる眼差しのような "感覚" を育てることはつながっているような気がします。そのようなことを体内に向いている自分の意識として認識しました。


▼自分と向き合うセッションを行っています。