マスク警察、ふたたび

マスク警察、ふたたび

2021年07月11日 11:07

この間、聞いたお話。。。
出先からの帰り道、住宅街(人混みではない)を歩いていたときにその方は、自転車に乗った人からすれ違いざまに「マスクしろっ!ババアッ!」と叫ばれたのだそうです。そして、その方は「可哀想な人だと思った。」と言いました。「そんなふうに、見知らぬ人間に言うって、、、可哀想」と。
私も、人混みのないところでは、基本的にマスクは外しているので、もしも自分がそういうふうに言われたら、ものすごく傷つくと思うし、怖っ!!と縮み上がるだろうし、あんなこと言われたくなかったとパターンは絶対に思うだろう、と思ってその話を聞いていました。
一方で、自分にとって嫌な出来事があった時に、思考で対処するとしたら、自分に「マスクしろっ!ババアッ!」と叫ぶような、自分のことを乱雑に扱う人間を、自分よりも低い、可哀想な、気の毒な、不幸な人間だとジャッジして、自分はその人間よりはマシ、自分は優れた人間だと思うことで自分自身を救おうとするだろう・・・と思ったのでした。
そして、私、いわゆる「マスク警察」に触れたのが、このコロナ禍において2度目なのですが、「警察官」は二人とも、すれ違いざまで、言い放った後でつかまらない、自分自身が痛い目に遭わない前提なんだな・・・と思ったのです。男性から女性へ。追いかけられて掴み掛かられることもない(だろう)。自分よりも弱そうな相手に対しては強く出ることができる人。
マスク警察って、思考的には、お互いに弱さを転写してるのかなと思った次第です。