パターンを認めたくないパターン
「ひとりでは生きられない」というパターンがあるのを認めたくないパターンを見ています。
なぜ認めたくないのかと考えると、開口一番に出てきたのが、「そんな甘えはゆるされない」でした。
「ひとりでは生きられません」などと口にするのは甘えだとパターンは言います。（厳しいです。）また、「ひとりでは生きられません」と言ったところでだれも助けてくれなかったら、ますます生きていくのが大変になってしまう。余計な負荷がかかる。（であれば、そんなパターンがあるのを最初から認めない方がいい。）
さらには、疎外感、寂しさ、不安、恐怖、孤独、心細さ、悲しさと一緒に生きるなんて辛すぎる。そんなことになったら社会人として機能できないし、役割を果たせない。この社会でそんな無力さと弱々しさと共に生きていくなんてありえない。この世の中、そんな状態で生きていくのは絶対に無理。
社会人としてどう生きるか、そこをちゃんとしないと、弱々しい心のままでは力が入らないし、奮起できない（頑張れない）し、社会性を失って廃人になって何もできなくなるのが恐怖だと言います。「どうやって生きていったらいいのかわからないよー」「どうしたらいいかわからないよー」とずっと泣いていることしかできなくて露頭に迷って破綻する恐怖。
自分はがっつり社会の歯車（一部品）として社会的に機能することでここまで生きてこられたし、自分が受けてきた学校教育もそのためのものでした。
「ひとりでは生きられない」というパターンには、社会から外れて、社会に守ってもらえない恐怖があるのだと思います。そーかー、自分は社会に対して依存しているんだなーと思いました。
