ダメとは
「自分はダメだ」「あいつはダメだ」など、「ダメ」に関するパターンって、誰もが持っています。そこで「ダメ」って、何? あらためて考えてみました。
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ダメとは
(+)かわいらしさ・愛らしさ 人間味 純粋 完璧でない 意図的でない 余裕 ポンコツ 守ってあげたくなる 脅威でない 怖くない ゆるし あきらめ 解放 学び・気づきのきっかけ 自分と向き合うきっかけ 別の方法・次がある 工夫・アイディア・ひらめきへの入口 これで終わり・これが全てではないということへの気づき 再起可能
(0)人によって違う 絶対はない たった一つの体験 ただそれだけ ずっとではない 「本当の私」の設定 宇宙にあるもの
(ー)劣っている ドジ どんくさい とろい・のろい 頭が悪い 人をイライラさせる 人になめられる・バカにされる 能力がない 使えない 無価値 やる気が出ない 萎える それ以上前に進めない それ以上考えられない 失敗 終了 絶体絶命 再起不能 悪いこと あってはいけないこと パターン
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これらの言葉を一つ一つ出していくなかで、「ゆるし」と出ました。これについて思うのは、自分の中でそれ(ダメ)がゆるせているか、いないかです。たぶん、自分自身が「ダメ」をゆるせていないと、他人の「ダメ」もゆるせないです。
私は長らく、「出来る!完璧!ダメではない!じぶん」をパターンで生きてきました。ダメであることが許されない家庭環境や、自分自身がダメを体験しなくて済む環境を生きてきたということです。
そんな中、バレエ教室に通うようになって、自分自身のダメさを体験し、心がポッキーン!とへし折られて、以後毎回レッスンで自分のダメを受け入れています。そのことで変わったのは、次のようなことでした。
・自分自身のダメを受け入れられるようになり、すんごく楽になった。これでいいんだ・・・と思えるようになりました。
・ダメな他人を許せるようになりました。自分もダメを体験しているからです。
・自分にはできないことをできるひとがいるという現実を受け入れられるようになりました。
自分にはできないことや苦手なことができるひとっているんです。こうやって書くと「当たり前じゃん、そんなの」って思う方もいると思います。でも私にとってはそれを知ったことが大きかった。それほどまでに私自身、「出来る!完璧!ダメではない!じぶん」というパターンがつくった狭〜〜〜い世界、できない・苦手・ダメが許されない世界に生きていたということなんです。
そうして「できる自分がすごいのではない」「できる人間に存在価値があるのではない」「すぐれているから生きていていいのではない」と気づくことで、自他へのレスペクトが増しました。
それで今、思うのは、ぜんぶ「本当の私」の設定だったということ。私が気がつくためには、こういう設定でないとダメだったんだ・・・ということです。