アイデンティティフリー
私は、自分のアイデンティティというものをずいぶんと大事にしてきたと思います。「自分はこういう人間です」というのが明確でないと他者とのコミュニケーションや人間関係は成り立たない、社会ではやっていかれないと思っていたからです。
そのようななか「もう、成り立たせなくていい」という白パターンをえらぶと、こころが和らぎます。
他人に対してアイデンティティとか確立しなくていい、そういうものをいちいち示して生きなくていい、自分というものを張り出さなくていい、、、言ってみればそれはアイデンティティフリーな状態です。他人にとって自分は何者でもないですし、何者であってもいい。自由な存在。
そのなかでも個性というのはあると思います。でもそれは決めつけるものではないし、主張し、打ち出すものでもない。色や空気感のようにその時々でジワ〜っと現れる。そのくらいでちょうど良い気がします、パターン的にも主張強めで生きてきた私の場合は、特に。