まさに歓喜。
浴びてきました、第九。歓喜の歌。

2000人くらい入るホールはほぼ満員。演奏が始まり、聞き覚えがあるときはウキウキしたり、YouTubeでは気づかなかった、弦をつまびくところとか、素敵だな〜と思ったりしながら、ただただ音に身を浸していると、合唱が加わったところから、その声の美しさが素晴らしくて、「声」って楽器ではないですが、すごく綺麗な音で、ホールのボルテージがどんどん充満していく感じがあって、演奏もぐわーーーーっと盛り上がって、最後、パーーーン!と盛大に終わりました。(終了後、チラシを見たら合唱は新国立劇場合唱団でした。)
演奏前、場内アナウンスで「演奏の余韻を味わうため、拍手は指揮者のタクトが下されるまで、おひかえください」とありましたが、観客は興奮のあまり、指揮者のタクトはまだ宙にあったように思いましたが、間髪入れずに拍手と「ブラボー!!」が飛んでいました。そりゃそうなるわ。まさに歓喜。熱い演奏でした。

お芝居と違ってコンサートは緞帳がないんですね。照明が明るいまま、団員さんや合唱団が舞台ソデにはけていくところが現実的だなと思って見てました。オーケストラ60人くらい+合唱60人くらい、皆さん舞台からいなくなるまで拍手を送り続け、拍手も演奏の余韻で味わい深かったです。

