そんなこと、思ってはいけない
このあいだ、ふと思ったんです。
「そんなこと、思ってはいけない（言ってはいけない）」というパターンについて。
私は、このパターンが薄いので、むしろしゃべり過ぎかもしれないんですがーーー
例えば、「自分は上だ」「すべてを自分の思い通りにしたい」「〜〜さんのことが嫌いだ」など、こういうことって、ふつーは、口にしないものですね。大抵の人は思っていると思うんですよ。でも、口にしない。
なぜならば、そういうことを言うものではないとされているし、そういうことを口にするのは、子供っぽい／わがまま／アタオカだし、一般的には言ってはいけないことだから。
ただ、自分と向き合っていると、この類の思いってジャンジャン出てきます。だって、あるからそういう気持ちが。しかも、これはパターンであって、「本当の自分」がそう思っているのではない。（前提となる理解がちがいます）
それで、自分と向き合っているわれわれとしては、ここは、「いいんだよ、パターンなんだから」という話です。パターン＝３歳児。この子を「私」がお守りすることで、「私」を育てていきたい。
これも、「３歳児」と言われて抵抗感を感じる場合もあるかもしれないですね。自分＝３歳児じゃあなくて、パターン＝３歳児、です。
パターンがいること自体に嫌悪感を抱いたり、そういう自分はダメだと責めたりするかもしれないけど、それはただ、そこに傷ついているパターンがいるということ。だから、その子を救う。救いたい。ぽっつーんって暗いところで一人座っている、その子のところに近づいていって、どしたの？と話しかけてあげて、しばらく一緒にいながら、話を聞いてあげたい。
「そんなこと、思ってはいけない（言ってはいけない）」というパターンに、「そんなこと、思ってはいけない（言ってはいけない）」とあなたは思っているんだねー・・なぜなら、そういうふうに親や学校の先生から言われてきたし、それが社会の常識だし、みんなだって我慢してるし、とかとか・・・その子の話を聞いてあげて、「語りかけ」てあげる。
そうして「本当の私」をどんどん使って、少しずつ「本当の私」を育てていきたい、、、です。
