そこに参加しないことを選んでいる人もいる

先日エックハルト・トーレ氏の動画を見ていたら、カルマとは（サンスクリット語で）「行為」を意味する、、、と出てきました。

"行為に対する行為を実行する"、つまり"反射的な言動をする"とカルマに乗っかってしまう。だから反射的な言動を止めなければならない、と説明されてました。私はずっと、カルマってなんだろう？って思っていたのですが、この説明に合点がいきました。

そうか、カルマってそういう意味だったのね。つまり自分と他人のパターンによる言動の連鎖です。

自分も他人も含め、誰かのパターンによる言動が、別の誰かのパターンにひっかかり、そこにひっかかった誰かのパターンによる言動がさらにまた誰かのパターンにひっかかり、、、と延々続いていく。いや単なる継続ではなく、増幅かもしれません。

そこで、パターンによる言動の連鎖に自分も参加するのか、あるいはその連鎖を断ち切るのか、選択肢があり、どちらを選ぶのかを私たちは常々問われているわけです。

参加することは、これまで無意識にやってきているので簡単にできることでしょう。しかし、実際のところ、意識的にそこから降りてしまったほうが圧倒的に楽になります。

世の中のほとんどの人間関係はパターンによる言動の連鎖で成り立っています。しかし、そこに参加しないことを選んでいる人もいる、従来のあり方でない生き方をしている人もいる、ということを是非お伝えしたいです。