そう思いたい。

フランスに住む友人(フランス人)から手紙が届きました。久しぶりのエアメール。ぶあつい封筒を開けると、びーっしりと書き綴られていました。

フランス政府はもはやその創造性を新たな税金をつくるためだけに発揮していると揶揄する内容が書いてあり、「もし、君が今、フランスに戻ってきたら、当時の面影はもうないと思うよ」。公共の場は汚れ、凶悪事件、麻薬の問題、移民問題などでごったがえしていて、犯罪に巻き込まれることを避けるために夜は出かけずにいるそうです。(ちなみにこの友人は機動隊にいた男性です。)

日本で移民問題が取り沙汰されるようになった頃、私はフランスのことを思い出していました。私が住んでいた頃は、移民エリアとフランス人エリアとで生活圏が分かれていて、移民エリアは危ないので踏み入れない場所でした。日本もそんなふうになるのかなー、と。

今日、フランス議会でとても勢いのある政党「国民連合(RASSEMBLEMENT NATIONAL)、以下RN」は当時、「国民戦線(FRONT NATIONAL)」という、街に汚い落書きをして市民を困らせるような小さな極右政治団体でした。以前、日本のある政党が「まるでRNだ」と表現されて喜んでいたのを見て私は驚いてしまいました。へぇ!あの小汚い集団が今や他国の政治家が憧れるような存在になったのかー!と。隔世の感があります。

しかし、昔から移民が大嫌いだったRNが躍進するのもわかります。世界中で勃発する紛争で自国にいられない人々がなだれ込むようになっているからです。なだれこまれるほうは当然、限りある資源を守る必要があるし、文化や宗教観の違いなどから、治安の問題にも発展しかねず、自国を守らねば!と戦々恐々とするでしょう。

これから、日本の何がどれくらいどうなるのかはわかりませんが、日本でも治安には注意が必要になってくるかもしれません。

衣食住に満足し、働いて、安全に暮らして、たまに好きなことをして。そういう何気ない日常は幸せです。友人の手紙にも「自分の生活、仕事、好きなことにフォーカスしているよ」とありました。

そういう日々にはやはり神様に感謝しかないです。そして自分の中をケアすること。自分自身が少しでも良いエネルギーで生きることが、周囲の、そして世界の平和に影響することでしょう。

友人曰く「常軌を逸した世界」に、私はそう思いたい。